誰かのお仕着せの価値観が人を苦しめること。
自分自身が生きる中で手にした価値観がその人を支えてくれること。
そして誰かの価値観に縛られることなく、自分自身の価値観を獲得するためにも、私たちは学び続ける必要があること。
前回のブログでは、このような内容を綴りました。
私たちは学び続ける必要があると書きましたが、現代はインターネット上に様々な情報が溢れかえる時代。
気を付けなければならないことがあります。
それは何から学ぶのかということです。
インターネットで流布される虚偽情報をフェイクニュースといいます。
例えば熊本自身が起きた際、動物園からライオンが逃げ出したと虚偽のニュースを流し、逮捕者が出たことがありました。
また、先のアメリカ大統領選挙では、ロシアがクリントン候補に関する虚偽情報をネット上に流し、それにトランプ陣営が関与していた疑いが持たれ、今も捜査が続いています。
誰でも気軽に情報を発信し、受信できるようになったからこそ、私たちはその情報の真偽に注意を払わなければなりません。
個人で起業する動きが活発になり、ブログやSNSで情報発信する人も増えてきましたが、
発しているその情報が、実績も伴わなければ学術的裏付けもない、その人個人の思い込みレベルのものも多く見受けられます。
悩み苦しんでいるときは、気持ちがいっぱいで視野も狭くなっているため、
ついつい人は、一見自信ありそうに見える人が発する言葉や、耳障りのよい言葉に乗せられてしまうのかも知れません。
悩んでいる人が、そういう類のビジネスに引っ掛かり、今よりさらに状態が悪化したり、事件になったり。
私自身そういう話をいくつも見聞きしてきました。
ご自身のために、大切な人のために、学び続けることは必要ですが、
この玉石混交の情報が入り混じる時代、情報の海で溺れぬために必要なことは何か?
考えてみたいと思います。
続きます。