私は歌が好きです。
学生時代はギターを弾きながら街角で歌っていたこともあります。
聞かされるほうはたいそう迷惑だったことと思います。
若気の至りというやつですね。
恐ろしい。
それはさておき、ある時ふと気が付いたことがあります。
=母の歌=
母に捧げるバラード 海援隊
秋桜 山口百恵
アンマー かりゆし58
Mother ジョン・レノン
おふくろさん 森進一
愛をこめて花束を Superfly
ヨイトマケの歌 美輪明宏
東京だよおっ母さん 島倉千代子
パッと思い出しただけでも、母を題材にした歌の多いこと。
歌という感情がストレートに出やすい表現方法において、これだけ「母」を題材にしたものが多い。
父を題材にした歌もあるにはありますが、それほど多くないように感じます。
=「母」という特別な存在=
父への思い、母への思い。
どちらが強いかと問われれば、大きな声では言えませんが、私は母への思いのほうが強いかもしれません。
でもそれは、私だけではないようです。
父の日と母の日の贈り物が、それぞれどれだけの市場規模を調べてみました。
父の日 1825億円
母の日 2377億円
ともに第一生命の調査結果を参照しました。
父の日より母の日のほうが、30%ほど大きな数字です。
金額の多寡で人の心を測れるわけではありませんが、一つの指標にはなり得るかと思います。
やはり、人にとって母という存在は特別なものがあるように感じます。
=母の力=
子どもたちの困難な状況。
例えば、不登校、家庭内暴力、夜遊び、摂食障害、リストカット、ネット依存。
そのような状況下でお母さまが、またはお母さんの役割を担っている方が、
当事者意識を持ってお子さんに寄り添うことで状況が改善に向かう。
私はそのような事例をいくつも見てきました。
お母さんが信じる力が子どもにエネルギーを注ぎ、困難から立ち上がる。
それは何も今という時代に限ったことではありません。
歴史上の偉人・天才と呼ばれる人たちの幼少期を調べてみると、そのような事例がたくさんあります。
次回以降はそんな事例をいくつかご紹介していこうと思います。
続きます。